福原のソープ街は60店舗が軒を連ねる激戦地区であるため、常態化することがなく頻繁に新旧店舗の入れ替わりがあります。
現在はソープ業界はマーケットを広げ、常に新しいアイデアが誕生しています。
経営難に陥った福原のソープ店は、時代の流れについていなかったことが大きな要因であり、逆あたらしくオープンする店舗は最新のソープランド業界の流行をはらんでいます。
福原の新店舗やリニューアルする店舗を見ることで全国のソープランドの現状をつぶさに感じることができるのです。
●高級店と格安店の二極化
ソープ業界は、ほんの10年くらい前まで価格破壊が起こり低価格競争に明け暮れていました。
これは不景気な時代、日本のビジネス全体がデフレ状態だったことによる影響もあります。
しかし、最近福原でオープン・リニューアルする店舗の中には、消えつつあった「高級店」が姿を見せています。
それとともに、ピンサロやヘルスにも負けず劣らずの低下価格(1万円前後の料金)を打ち出す店舗も同時にオープンしています。
これは最近叫ばれている「経済格差」の影響が考えられます。
ITブームの勃興によって若くして億万長者になる者もいる一方、高学歴ワーキングプアに代表される貧困層の増加によって、一般大衆もまた”二極化”しているのです。
ソープランドの営業方針は、社会情勢を反映するものです。
社会の経済格差に呼応するように、福原ソープランドも”格差”が生まれているのでしょう。
●コンセプトの細分化
ソープランドは一種のプレイスタイルの集合体であり、そこにいけば「すべてのプレイが堪能できる」というのがこれまでのスタイルでした。
しかし、世の男性の性的欲求の多様化によって、旧態然のスタイルでは十分な満足を得ることができなくなったのです。
最近福原でオープンする店舗は「アイドル系・学園系」「ロリ系」「ぽっちゃり系」「コスプレ系」「熟女系」「痴女系」など、細分化されたプレイスタイルを掲げるのが普通です。
ただなんとなく「可愛い子が多い」と宣伝するよりも、細分化したほうがお客が集まるのだそうです。
この流れは全国的にも広がり、とくに大規模なソープ街で顕著です。
●コンパニオンの異常増加
昔はソープランドで働いてくれる女性を探すのに経営者はかなり苦労をしたものです。
新規オープンともなるとコンパニオンが集まらず、系列・協力店からヘルプで出張してもらうなんてこともよくありました。
しかし、最近の福原の店舗を見ると、オープンしたばかりのソープ店にすでに100人近く在籍がいることも少なくなく、これは大げさではなく”異常増加”だといえます。
昔から風俗店は「コンパニオンの数だけ売上が伸びる」と言われ、一般的な商売とは違う性質がありましたが、それが今でも通用するとするとなると、かなりの繁盛をしていることが予想されます。
全国区の有名ソープ街を調べてみても、やはり同じようなことが起きているそうです。
もしかしたら近い将来「女性のなりたい職業ランキング」にソープ嬢が名をつなげるようなことがあるかもしれませんね。
●まとめ
福原ソープ街に現れる新サービスは、常に業界の先をいき、全国へと波及していくことも多くあります。
関西在住の男性なら、ソープランドを一括りに考えず一度新店舗をチェックすることをおすすめします。
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